発達障害

発達障害の子の好き嫌い対策!理由を知って自宅で少しの工夫をしよう~わが家の場合~

2020年9月16日

発達障害の子の好き嫌い対策

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ふくねこ

離乳食はパクパク食べてくれたのに、気が付いたら好き嫌いがひどくなってきた

同じものしか食べないから栄養が心配…(T_T)

なんらかの発達障害のあるお子さんの半分ぐらいに偏食・好き嫌いがあるそうです。

発達障害がなくても、子どもの好き嫌いには手をやくもの。

あの手この手で食べさせようと工夫しても、まったく食べなくて心が折れた…こんな風に困っていませんか?

こんな方におすすめ

  • 子どもの好き嫌いがひどくて困っている
  • どうしてそんなに食べられないのか、理由が知りたい
  • 少しでも食べて欲しい、自宅でできる工夫を知りたい

4歳で発達障害がわかった子どもは好き嫌いがひどく、小学校低学年までガリガリにやせていました。

白身魚と白いご飯、バナナに牛乳、卵は大好きだけど、肉・野菜全般がまるでダメ。子どもはみんな大好きなカレーもダメでした。

でも少しずつ肉を食べられるようになり、今ではから揚げ大好き!コロナで外出自粛のせいもありすっかりぽっちゃりさん。

高学年になってから一気に食べる量がふえ、食べられるものが少しずつ増えてきました。

好き嫌いはいまだになくなっていませんが、確実に食べられるものが増えています。

この記事では、元看護師のふくねこがわが子に自宅で行ってきた好き嫌い対策の工夫をまとめました。

療育の先生たちや先輩ママさんたちにもらったアドバイスも沢山あります。

これが正しいやり方です!と主張しているわけではありません。

うちの子の場合こんな風にしたらいいことがあったよ、とママ友の話を聞いてるぐらいの感覚で参考にしてください(^^;)

子どもの好き嫌いになやむ方の参考になると嬉しいです。

>>>関連記事:【発達障害】学校に対応を依頼するときの5つのコツ【失敗談から学ぶ】

 

 

1. どうして発達障害の子は好き嫌いがおおいのか?

デメリット

普通の子にくらべて発達障害の子どもは好き嫌いが多いです。

何の苦労もなしに塩ゆでブロッコリーをゴリゴリほおばる他の子がどんなにうらやましいと思ったか…( ;∀;)

それにはやはり発達障害ならではの特性が関係しています。

これらの理由は、子ども本人のせいではないし、本人の努力や根性で変えられるものでもありません。

まわりの大人から理解されないで、無理やり食べさせられるとしたら、きっとものすごい苦痛です。

食べられないものがあるのは仕方がない。

でもほんのちょっとずつ、食べられるものが増えるようにチャレンジしてみようか。

私自身、そんなふうにふんわり、まったり、のんびりと取り組めるようになるには時間が必要でした。

でも少しずつ食べられるものが増えてきた今、カリカリしないでまったりでよかったんだなと思っています。

口に入れたら吐いたり、口やのどがざらざらする、変なかんじがするなど子どもが訴えたらアレルギーの可能性があります。

すぐにかかりつけの小児科医に相談してください

 

1.1 味覚過敏

これはわかりやすい理由です。

苦い・すっぱい・塩辛い・辛いなど、いろいろな味が苦手な子が多いです。

特に発達障害があると、これらのイヤな味を人の何倍にも強く感じる傾向があります。

 

1.2 触覚過敏

コロッケ

口の中の感覚が不快で食べられないということがあります。

例えばコロッケのサクサクした衣。あれが口の中に刺さるみたいで、イヤというお子さんがいます。

逆にカリカリが好きで、ふにゃふにゃした柔らかいものがダメという場合も。

イチゴジャムの、小さなイチゴの種。うちの子はその舌ざわりがダメでした。

また、熱い・冷たい・常温がイヤなど温度も関係してきます

 

1.3 嗅覚過敏

すっぱいにおい、辛いにおい、甘いにおい、青くさいにおい。

コーヒー・ココアなどそれぞれの食品のにおい。

わたしたちには何ともないにおいでも、倍以上に敏感に感じるとしたらきっと苦痛なものも多そうです

 

1.4 聴覚過敏

これは療育の先生に教えてもらうまで、まったく気が付きませんでした。

食べ物を口の中でそしゃくした時の音です。

揚げ物などの衣をサクサク噛む音が、苦痛に感じてしまうとのこと。

たしかに両耳をふさいで食べると、ものすごく耳障りな音もありそうですよね。

 

1.5 視覚のイメージ・色や形

いちご

みかんの皮のブツブツ・みかんの実の小さな身の集合体

キウイフルーツのタネ・皮のふさふさ

イチゴのタネのつぶつぶ。

こういったものを見るのが生理的に苦手な子がいます。

誰にだって生理的に苦手な食べ物はありますよね。

 

1.6 本人の個性 ・こだわり

何から作られた食べ物なのか、わからなくて不安で怖い・気持ち悪い。

こんな理由の子もいます。

その場合は、スーパーで買い物をするところから一緒にお料理を見せてあげるとよかったという話をききました。

思いがけない理由で、食べられない子もいます。

その子なりの理由と、どうしたら食べてもいいと思う?と聞いてみるといいですね。

 

2. 自宅でできる好き嫌いへの工夫

ポイント

一番大事なのは、子どもに無理強いをしないことです。

本当は楽しいはずの「ごはんの時間」毎回毎回、嫌いなものを我慢して食べさせられると思ったら、大人だってイヤですよね。

トラウマになれば、ストレスでその食べ物をみるだけで吐いてしまうこともあります。

わが家では、療育や保育園の先生のアドバイスをうけ、食事のときに下記のことに気をつけていました。

現在も続けています。

守れるときばかりじゃありませんし、こんなんじゃいつまでたっても食べられないと焦ることもありましたが、子どもも親もすこしだけ頑張ってスモールステップですすめられました。

わが家でこどもの食事で気をつけたこと

  • 朝食は好きなもの、食べられるものだけ。朝は機嫌よく出かけよう!
  • 園や学校での給食は「食べられないものは残す」ことを、担任の先生にお願いしておく
  • 夕食で嫌いな食べ物にチャレンジ(1種類だけ、ひとかけらから始めてすこしずつ大きくする)
  • 嫌いなものを出すときは、好きなものも一緒に出す(時々わすれました…)
  • ごはんは楽しく!少しでも食べたらほめまくる!
  • ダメなものはダメでいい。食べてみて子どもが拒否したらその食材はあきらめる。
  • 無理強いはトラウマになるので、絶対にダメ!

 

2.1 どうして嫌いなのか理由を知る

どうして?

例えばじゃがいも。サクサクの衣のコロッケがダメなら、肉じゃがにしてみる。形がいやならすりおろしてカレーにイン!

サラサラの汁ものが苦手なら、片栗粉でとろみをつけるなど。

オムライスの玉ねぎはシャキシャキしてダメだけど、オニオンスープならクタクタで食べられる。

にんじんはハンバーグにすりおろして混ぜれば大丈夫とか。

苦手だと感じる理由が分かれば、食べやすい工夫も出来ます。

はりきって無理をすると、しんどくなって続きません(経験者は語る…)

毎日の献立を考えるときに、少しの手間で出来る工夫を取り入れていきましょう

ちなみに大根がダメだったときは、大根のみそ汁を毎日つくりました。

5ミリ角の大根を1ミリの薄さに切って、スプーンでみそ汁と一緒に食べさせています。

最後は5ミリ角の正方形の大根を食べてゴールになったかな?(^^;)

 

2.2 スモールステップで慣れさせていく

きらいな食べ物は、ほんの少し・わずかな量からチャレンジさせましょう。

ほんの1ミリの切れ端でも、食べられたら大げさに褒めましょう!

上手くいけば、次は2ミリ食べてくれるかもしれません。

もともと感覚がするどい子どもたちなので、味や触感など1ミリでもしっかりと感じているはず。

大げさかもしれませんが、本当にこんな感じでちょっとずつちょっとずつ進めてきました。

 

2.3 ダメならあきらめる・先のばしにする

子どもが頑張って口にいれて、それでもダメならあきらめてOK!

ぜんぜん食べられなくてお母さんの心が疲れたら、あきらめてOK!

その日はデリバリーでもレトルトでもOK!

子どもとお母さんが元気に笑ってられたら、それでOK!

先のばししましょう。

一度口に入れたものを出すなんて!と言う人はいると思います。

わたしもそれがマナーだと思います。だから苦手なものにチャレンジするのは自宅の夕食。

一度食べてみて、ダメならティッシュに吐き出させてもいいと思います。自宅なら出来ますよね。

もしも食べられないと子どもが最初から食べないことを選択したなら、それでいい。

人間、どうしても食べられないものはありますし、いまどき他の食べ物で栄養素は補えるはず。

頑張ってチャレンジしたわが子を褒めましょう!

「食べてみたら、どうしても苦手だってわかったね!」

それで充分。他の食材で栄養をおぎないましょう!

 

2.4 園や学校での対応を相談する

嬉しい子供園や学校で給食が出るのなら、担任の先生には必ず相談しましょう。

「苦手なものは無理強いしないでください」

「本人が食べられないと言ったら、残すことを許してください」

そして本人にも、担任の先生に伝えてあるから苦手なものは残してもいいと伝えてあげてください。

学校にお願いできるのは、それぐらいかな。

先生の方針で拒否されたなら、弁当の持参を打診しましょう。

古い考えの先生のなかには、いまだに好き嫌いは許さないという人が、まだいるかもしれません…。

 

 

3 他のもので栄養を補給することを考える

頑張ってもダメなものは仕方がないです。

努力しつづけて、子どもも親もしんどくなったらそっちの方が心配です。

一生トマトやブロッコリーが食べられなくても死ぬわけではないので、サクッと他の食材や便利道具に頼りましょう。

 

3.1 栄養補助食品を使ってみる

ミロやセノビックなどがお手軽ですね。

うちの子はラッキーなことにミロが大好きなので、温かい牛乳に溶かして毎朝飲んでいます。

あとカルシウム強化牛乳とか。

スーパーで商品を見るときにプラスアルファのものを選んでおくだけでもいいと思います。

 

3.2 子供用サプリメントを使ってみる

使ってみる前に、かかりつけの小児科の先生や栄養士さんに相談してみてください。

食べられるものが極端に少なくてサプリメントを使った方がいいという場合もあるかと思います。

やみくもにサプリメントをとれば大丈夫というわけではありません。栄養素を過剰にとりすぎないようにも注意する必要があります。

現在不足しがちな栄養素がなにか、どんなサプリメントがいいのか、医師や栄養士さんに相談してください。

食べられるものが15品以下だと食べ物だけで栄養素を補うのが難しくなるといわれています。

 

 

自宅でできる子どもの好き嫌い対策・まとめ

まとめ

お母さんの負担にならないように、少しの工夫だけで出来る対策をまとめました。

やはり一番だいじなのは、「食事はたのしく」に尽きるかと思います。

たとえ本人は食べなくても、親がトマトを美味しそうに食べているのを見ているだけでもいいです。

そのうち、そんなに美味しく食べているなら食べてみようかな?と思ってくれるかもしれません。

とはいえ、義母を筆頭に外野がうるさいときもありますよね。

でも昔の自分には「そんなに神経質にならなくていいよ、野菜たべなくてもから揚げ食べさせとけばいいよ」とタイムスリップして言いたい。

私はHSPで感覚過敏があり、好き嫌いもいまだに多いです。

30代を超えてから、それまで大嫌いだったトマトが食べられるようになりました。

キッカケは「NARUTOのサスケ君の大好物がトマトだったから」です。

あんなにカッコいいサスケ君が好きなトマトなら、ヨッシャもう一回チャレンジするか!と食べてみたら美味しく思えたんです…!

こんな例もありますので、一生懸命育児をがんばっているお母さんたちに、すこし気楽にやっても大丈夫かな?とホっと一息ついてもらえたらいいなと思います。

 

>>>関連記事:【発達障害】学校に対応を依頼するときの5つのコツ【失敗談から学ぶ】

 

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