
夫のタイ海外赴任から本帰国して数年経ちました。ふくねこ(@FukunekoBlog)です!
発達障害の小学生(当時小4)を日本人学校に通わせていた実際の生活について記事にしました
これから帯同する方、帯同を考えている方の参考になれば嬉しいです!
>>>関連記事:【タイ海外赴任】通級利用中の発達障害の子どもと一緒に帯同した話
>>>関連記事:発達障害のタブレット学習・通信教育を選ぶポイント6つと4教材比較
こんな方におすすめ
- 夫の海外赴任が決まったが、発達障害の子がいて帯同を迷っている
- 海外の日本人学校の様子の一例を知りたい
- 海外(タイ)の日本人学校でどうやって発達障害の子をフォローしていたのか知りたい
この記事を読むと実際の日本人学校での子供の学校生活のイメージの参考になりますよ。
その時々の日本人学校の方針や実際に勤務している先生たちによって対応は変わります。
あくまでこの記事は、雰囲気を感じ取るための参考にとどめて頂くようお願いいたします。
目次
1. 発達障害の子どもを連れて海外赴任(タイ)すると決めた理由
海外赴任時のわが家の状況
海外赴任(タイ)に帯同したのは子どもが小4~小5の2年間。
日本では、発達障害グレーで普通級に在籍し、他校通級を週1で利用。
タイの日本人学校では普通級に在籍しました。
夫の海外赴任が決まったことをきっかけに、子どもが不登校になったからです(^^;)
登校時間になると腹痛で動けなくなり、学校に行けなくなりました。
父親と離れること・環境が大きく変わることへの不安・友達関係・色々重なった結果だと思いますが、家族が離れ離れになるという不安が一番強かったです。
タイという海外生活への不安よりも、家族で一緒に暮らすことにこだわったので、家族でタイへ行くことに決めました。
2. 発達障害の子と過ごすタイ生活の実際
実際にタイで暮らすこと、海外で暮らすときに心配になることなど、衣食住ごとに書きました。
行く前に心配していたことが全然大丈夫だったり、予想外のことも沢山ありました。
2.1 衣服関係について
【不安だったことと実際のようす】
- タイの服は質が悪いものが多いのではないか?
➡ユニクロもあるし普通に普通の品質の物が買える。
➡暑いので子供は、ほぼTシャツに短パンなので、そうそういい服はいらない
➡大人も普通に200~300バーツぐらいで屋台で購入できるタイパンツやワンピースが可愛いのある。
➡こだわりがある場合のみ、日本で準備していけばいい
※ただし入学式・卒業式は日本と同じくスーツやワンピースを着る家族が多いので、日本で手配しておくといいかも
- 靴は日本製の物の方がいいのではないか?
➡日本人学校はスニーカーで登校。普段はサンダルかクロックス。
➡子供の靴は日本製のものが圧倒的にいいです。日本でサイズ違いものをあらかじめ買うことをおすすめ
➡大人は、屋台や出店で買えるサンダルでも十分です
2.2 食事関係について
【不安だったことと実際のようす】
- 好き嫌い対策について
➡日本食材はスーパーや宅配で高くつくが手に入る。和食も作れる。
➡子供のお弁当関係はタイでも日本の100均(60バーツショップ)で買える
➡醤油・みりんなどの調味料は、一時帰国や入国時に持ち込めるだけ持ち込むと家計に優しい
➡日本と同じく、味覚過敏のある子の対策は苦労するかもしれない。
➡帯同中に偏食を克服することは考えず、日々の食事を楽しむことを優先する
- 学校のお弁当について
➡日本人学校はお弁当 ※緊急時は宅配弁当の手配が可能
➡暑い国なので、お弁当用保冷剤などは日本で準備していくといい
➡麺類やカレーライスなどを持ってくる子も多い。日本でお弁当箱を準備してきたい
- 外食・テイクアウトについて
➡タイはテイクアウトが便利!デリバリーも日本よりも手軽に楽しめる。
➡クオリティの高い日本食レストランも沢山あるので、外食は子供も親も楽しみのひとつ!
➡マダムたちのタイ飯ランチはどんどん参加するとよき。
➡タイのケンタッキーは安くて美味い!
2.3 住環境について
日本人向けのコンドに入居する人がほとんど。
サービスはどこも充実してて、ジム・WiFi対応は当たり前だし、朝食サービスやトゥクトゥク・タクシーなど移動手段を提供してくれるところも。
発達障害の子に限ったことではないけれども、設備やサービスよりも日本人学校に近いこと・スーパーや病院に近いことが重要なポイントかと。
ぶっちゃけ日本人向けなら、どこに住んでもそんなに変わらないです。
日本人が多いコンドなら、親子ともに人付き合いが大変ですが友達が出来れば楽しい。
日本人が少ないコンドなら、タイ人と交流できますが、日本人がいなくて心細いかも。
このあたりは一長一短なので、お好みでいいかと。
【不安だったことと実際のようす】
- バス通学について
➡日本人学校は基本はバス通学・または親の送迎。
➡コンドによってはバスに乗っている時間がかなり長くなる(1時間とか)
➡遅刻したら親が送迎する
うちは、タイでも不登校になりました。時差登校の時は、親が送迎しなくてはいけません。
会社が家族用にドライバーさんと車を手配してくれるならばいいのですが、そうでなければ子供のその日の体調に合わせて送迎を手配する必要があります。
これがなかなかに面倒くさい。
アプリやLINEでトゥクトゥクもタクシーも簡単に呼べるようになってきましたので、子どもが不調になる前に練習をしておきましょう。
- 病院について
➡緊急時の移動手段と合わせて、事前に確認することをおすすめします。
※夫は仕事や接待で不在のため、自分ひとりで子どもを抱えて受診することがほとんどです。
➡子どもを連れて一度病院を見学に行く。日本人窓口を見てスタバや売店があるので冷やかして帰ってくればよき。
➡病気で心細いときに初めて行くよりも、「病気になったらこの病院で診てもらうよ」と事前に見ておくと子どもも親も安心です。
発達障害の子の病院受診に関しては「【タイ海外赴任】通級利用中の発達障害の子どもと一緒に帯同した話」の記事に詳しく書いています。
日本での不登校克服の体験談はこちら
2.4 勉強について
日本人学校は、少し手厚い日本の公立校というイメージです。
教科書も日本と同じものを使いますので、さほど差はありません。
学校以外の勉強に関して言えば、当たり前ですがタイでは日本人向きの学習教材を手にれることは難しいです。
プロンポンの紀伊国屋書店にいけば、日本の本や学習教材が手に入りますが、日本で買うよりも割高です。
いつも使っているドリルなどがあれば、日本から先の学年分も購入して持っていくといいですね。
日本人向けの学習塾はありますが、お子さんに合わなかったときのことを考え日本からオンライン教材を持ちこむご家庭もあります。
わが家ではチャレンジタッチをタイで使っていました。
>>>関連記事:チャレンジタッチはタブレット学習として海外で使えるか?タイの場合
2.5 運動や習い事について
バンコクでもシラチャでも、日本人が固まって多く住んでいるので、習い事は思ったよりも選択肢があります。
学習塾はもちろん、プログラミング・水泳・武道・ダンス・そろばんまで色々な習い事があります。
指導者との相性が合うかどうかが重要なのは、日本も海外も同じこと。
日本のように気軽に走り回れる公園がないので、運動不足が心配。
室内の子供用アスレチックに遊びに行ったり、コンドでプール遊びができますが、日本よりは運動不足の心配はあります。
コンドのプレイルームも使えるので、室内用遊具は欲しいと思った時にタイで買うのもあり。
2.6 休日の遊びについて
住まい選びの重要なポイントになります。
健康公園などもありますが、とにかく暑いので熱中症が心配なので、どうしても室内遊びが中心。
室内アスレチックやコンドのプール、プレイルームで遊ばせることが多いですが、防犯上、子どもだけで遊ばせるわけにはいかないので送迎と見守り必須です。
同じコンドの友達がいればどちらかの家に遊びに行けますが、送迎の都合上なかなか難しいところです。
実際は、それぞれのコンドでゲームをオンラインでつなぎ、ゲーム上で待ち合わせて遊ぶことが多かったです。
休日に夫と一緒にタイの観光地に行くことも多かったです。
3. 発達障害の子供と過ごす日本人学校の実際
日本人学校のことにフォーカスして。
日本の学校と同じで、上の先生の方針やその時期に赴任している先生たちの体制などで変わってくると思いますが、参考になるかと。
3.1 発達障害のフォローについて
まずタイでの日本人の発達障害のフォローについて。
療育はありません
日本で支援者に意見を聞き、療育の本などを入手して、自宅で親ができる工夫をしましょう
運よく現地の有資格者がボランティアで相談を受け付けてくれる場合もありますが、運です。
タイでも日本人の発達障害を診てくれる病院はいくつかありますが、投薬など繊細な調整が必要なことを考えると、通訳を介した受診は不安が残ります。
日本でオンライン診療をしてくれるところがあるのならば、確保しておくといいでしょう。
基本的な考え方として、タイで医療的な意味で発達障害の受診は難しいのではないかと思います。
一時帰国時や、オンライン診療に頼るのが現実的です。
日本人学校の対応としては、日本のように療育や投薬含む受診など専門的なフォローがすぐに受けられる環境ではないので、対応も早く自立心が強い印象です。
勉強熱心でやる気のある先生が多く、日本みたいに惰性で教師やっている方はほぼいないかと。
特別支援学級があるところが多いですが、通級があるところは少ないです。
タイでのフォロー・うちの場合(日本では普通級+他校通級)
- 特別支援学級へは入らず、普通級のみ(通級はなし)
- 入学前に子どもを連れて日本人学校の見学と面談あり
- 基本的には担任の先生がメインで対応
- 困ったことがあれば、発達障害の知識があるフリーの先生と担任との個別相談
- 困ったことがあった場合、相談の上、フリーの先生が普通級への入り込み指導と見守り実施
- 困ったことがあった場合、親の面談もしてくれる
- 希望者はスクールカウンセラーと面談が可能
新任、ベテラン関係なく、先生方がよく勉強されていて熱意もあり、なにより子供に対して誠実な対応をしていただけました。
スクールカウンセラーさんは合う合わないがありますので、一度相談してみて相性がよければラッキーぐらいの気持ちで。
子どもは今でもタイの日本人学校の先生が一番好き!というほど。
3.2 授業について
日本人学校は、ちょっと手厚い日本の公立校という印象。
運動会などの行事も日本とほぼ同じです。
オンライン環境も整っていて、感染症対策のための休校期間中にはオンライン授業にも対応。
先生たちは、海外の学校に来るだけあって能力もやる気もある優秀な先生が多いです。
【不安だったことと実際のようす】
- 偏差値が高い子が多すぎて、うちの子授業についていけるかな?
➡日本の公立校で大丈夫なら、大丈夫です。あまり心配しなくていい。
➡教科書やドリルも日本と一緒。
➡むしろ、わかりやすい授業で学力を引き上げてくれる。
日本人向けの学習塾はありますが、数が少なく人気のところにはなかなか入れないということも。
また発達障害の子は日本人学校だけで疲れ果てて塾に行く体力が残っていない場合も。
そんなときのために、休日に自宅でできるオンラインのタブレット教材を用意しておくと安心です。
発達障害の子向けの教材に関しては、こちらの記事に詳しく書きました。
わが家ではタイでも不登校になってしまったので、オンライン教材を用意していってよかったと思いました。
以下の記事を参考にどうぞ。
>>>関連記事:発達障害のタブレット学習・通信教育を選ぶポイント6つと4教材比較
>>>関連記事:チャレンジタッチはタブレット学習として海外で使えるか?タイの場合
3.3 宿題について
これも地域によって違うかもですが。日本の公立校より多いです。
【タイの日本人学校の宿題の1例】
- 漢字ドリル・算数ドリル :1~2ページ
- 自主学習 :方眼ノート1ページ
これが毎日。
ドリル系はいいんですが、自主学習が大変でした!
毎晩泣きながら寝る時間まで、子どもにつきっきり。
自分の頭で、何について勉強するか、やり方、結果、振り返り、さらにノートにどうやってレイアウトして書くのかを考えなくてはいけません。
発達障害の子って、考え方などを言葉にしたり形にするのがすごく苦手な子が多いですよね。
見かねた担任の先生と相談して、宿題を減らす提案をもらいましたがまさかの本人が拒否。
頑張った子を表彰するという名目で、クラス中に上手な子の自主学習ノートの配布があり、それをお手本にすることでやっと解決。
書くことが苦手な子は、漢字の書き取りをノートの半分にしたり、空書きでもOK(親が確認)にしてもらったり、それぞれ担任の先生と相談して配慮をうけていました。
3.4 行事について
運動会や作品展などは、日本の学校と同じです。
困ったことがあれば、その都度対応。
困ったのは、プラネタリウムなど社会科見学です。
初めてのことに不安が強い子の場合、日本ならば事前に親子でプラネタリウムの見学に行けますが、海外ではなかなか難しいです。
先生やママ友さんにお願いして、昨年の学校行事の写真を見せてもらったりホームページを見るなどその都度出来る工夫をしていきました。
当日は必要時は付き添いも可能と先生にお伝えして、いつでも動けるように自宅待機しました。
3.5 不登校について
うち以外でも、タイで不登校の子複数いました。
保健室登校している子、休みがちな子、時差登校してくる子、時々なら登校出来る子、色々です。
海外で日本人が固まっているという特殊な環境ですし、日本よりも割合としては多かった印象です。
どの子も母親が付きっきりで送迎してフォローすることになりますので、母親のストレスも半端ないです…(-_-;)
母親自身のストレス発散のために、ケアを忘れないでください。
ただ狭い日本人社会なので心無い噂に傷つくことも多く、皆さんひっそりと過ごされていた様子。私も(^^;)
不登校の親同士で交流がしたいと思っていましたが、プライバシーの問題もあって実現しませんでした。
不登校だからという理由ではなく、母子だけで本帰国なんてよくある話です。
帯同してみてどうにもならなくなったら、あっさり本帰国するぐらいの軽い気持ちでいる方が上手くいきます。
3.6 PTAについて
実質、強制加入になります。
ご主人の会社関係のこともありますし、狭い日本人社会なので、加入しないという選択肢はありません。
PTA役員もクジ引きなどで回ってきます。
月に一度の定例会にプラスして、役員ごとに集まって仕事をするのは日本と同じです。
わたしのいた時期は、子どもが不登校でも、事情をカミングアウトしても、辞退は認められませんでした。
変えたいなら、役員になって変えるしかなさそうです。
4. 発達障害の子を連れて海外赴任した感想
結論を先に言うと行ってよかったです。
本当にしんどいことが沢山あって、うつ状態になって危ないときもありましたし、夫とは離婚も考えました。
でも行ってよかったというのは、家族全員の感想です。
4.1 メリット
- タイは子供に優しい・発達障害でも子育てがしやすい
➡子供がかんしゃく起こして泣きわめいてもタイの人はニッコニコで見守ってくれます。
➡日本よりも圧倒的に親も子も生きやすいので、心の余裕が生まれる
➡なんならご飯食べてると、タイ人の店員さんが子どもと遊んでくれます。
これ、かなりよかったです。
日本のショッピングモールでかんしゃく起こそうものなら親の心は修羅場ですが、タイでは周囲の目が温かいので心の余裕が生まれます。
地味にボディブローのように効いてきます。本当に外出時の気苦労が減りました。
- 子どもに、世界を感じてもらえる
➡日本だけではない、世界にはいろいろな国があって色々な人がいると肌で感じることができる
➡言葉のちがい、文化のちがいを肌で感じることができます。
➡日本が合わなかったら、海外で暮らすのもアリと可能性を実感してもらえた
➡親が海外生活でトライandエラーをくりかえすのを見ているので、失敗を少しだけ許せるようになった
これは本当に本やテレビだけでは得られない経験でした。
いつも挨拶してくれるタイ人のガードマンと話がしたいといって、習ったばかりのタイ語と英語を駆使してコミュニケーションを取るようになった子供はすごい経験をしました。いつの間にか、タイと日本のお菓子をプレゼントしあうほどに(^^)
- 日本人学校は落ち着いて勉強できる環境だった
➡日本の公立校よりも荒れていなかったおかげで、落ち着いて勉強できたようです
➡先生の教え方が上手くて、授業がわかりやすかった
➡日本よりも1クラスの人数が少なかった
➡英語とタイ語の先生の発音がとてもよかった(ネイティブなので当たり前ですが)
➡先生にも色々な人がいるとわかった。
- 親子ともに、強いつながりの友達ができる
➡お互いにしんどい状況で助け合ったり、遊んだりするので、日本で作る友達の3倍速ぐらいで仲良くなる気がします
子どもは本帰国後、海外や全国に散った友達と時差をものともせずゲームのオンラインで遊んでいます。
- 海外への引っ越しを経験して、頑張ったという自信につながった
➡失敗もたくさんしましたが、終わりよければすべてよし!と最終的に成功体験になりました。
➡不登校になった時期もありましたが、苦しんだ末に再登校できたことは自信につながりました。
4.2 デメリット
- 慣れない海外生活のストレスは半端ない
➡文字通り、環境の変化に弱い発達障害の子はもちろん、親もかなりのストレス。
➡夫の仕事が忙しく、家族の時間が少なくなる
➡親子ともにうつ・離婚のリスクが高いのは本当
夫は仕事が忙しいのはもちろん、接待ゴルフや飲み会で休日も不在が多いので、ほぼ妻のワンオペ育児を強いられます。
夫婦間でお互いに余裕がなくなって、ケンカになることも多い(T_T)
頭でお互いの事情を理解していても、心がついていかないときがありました。
- 発達障害の悩みを専門的なレベルで相談できる人が身近にいない
➡日本人学校の先生や、スクールカウンセラーさんはいますが、あくまで相談
➡現地でカウンセリングや投薬は難しい
タイと日本の医療では考え方が違う部分があるようです。
そもそも通訳を通して、発達障害に関する繊細な相談はかなり難しいです。
大事なニュアンスが伝わらない。
必要時は母子だけで一時帰国して専門医に相談・受診するつもりで。
オンライン相談を受けてくれるところを確保できるといいですね。
- 狭い日本人社会でお付き合いは、正直気疲れする
➡噂はあっという間にマダムたちに広まります
➡いつ誰に見られていても困らないような行動は意識した方がよさそう
➡会社の取引相手のご家族・同僚・奥様会など、どうしても切れないお付き合いもありました
➡子供同士のけんかやいじめ問題にも、会社の力関係を持ち出してくる残念な親もいます。ご注意あれ。
濃い友達付き合いが出来る反面、表面上のお付き合いもこなさなければいけません。
駐妻さんたちのうわさ、すごいですよ(^^;)
どこかのお父さんがどんな子と歩いてた~とか普通に出回ります。てか一部のお父さんたちもうちょっと賢く遊んで。
あとは駐妻どうしのいざこざとかね、グループとかね、まあ色々あります(^^;)
- 日本の本やゲームなどが手に入りにくい
➡日本の本は購入可能ですが、高くつきます(1.5~2倍ぐらい)
➡テレビは日本の番組が見れる有料サービスがあるので心配無用。
➡タイの店頭にあるのは英語バージョンのゲームが多いです。たまに日本語もあり
➡DL購入できるものは、DL購入したほうがいい
➡ゲームや漫画が大好きな人は、日本に比べてお金もかかるし本をゲットするのに苦労します。
十二国記の新刊が発売した時はバンコクにいなかったので、取り寄せるのに苦労したし時間もかかりました…(^^;)
4.3 本帰国後に感じていること
タイでは、子どもの不登校が再発したり、VISAで振り回されたり、環境にとまどって引きこもりになったり……色々マイナスなことも多くありました。
帯同して1年はもう親子ともに必死ですが、2年目から落ち着いてタイ生活を楽しめるようになりました。
先行きが見えない不安はどうしても大きいのですが、それにとらわれて引きこもってしまったことは後悔しています。
不安に対して出来るだけの予防線をはったり準備をするのは大事ですが、かたくなになりすぎていたなあと思います。
考えたり悩んだりしても解決しないことを悩むのは止めて、もっと気軽に楽しめばよかったです。
5. 発達障害の小学生を連れて海外赴任した話・まとめ

まとめ…られない(^^;)
ただ、不安で毎晩泣いていた帯同前の自分に言いたいのは、
それだけ事前準備をしたんだから、あとは気楽に親子で楽しんでおいでということ。
行ってみてダメだったらどうするの?って言われましたが、ダメだったら本帰国すればいいんです。
合わなくて帰任する人なんて沢山いますし、変な噂を立てるような思いやりのない人間とは関わらなくて大丈夫。
この記事がこれから帯同する方のお役に立てると嬉しいです。
>>>関連記事:チャレンジタッチはタブレット学習として海外で使えるか?タイの場合
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