
iDeCoを始めるならどこの金融機関(証券会社)を選ぶか?
専業主婦は所得控除を受けられないため、金融機関選びは重要なポイント!
なぜなら、金融機関ごとに手数料がちがうからです
結論としては、楽天証券やSBI証券といった【ネット証券】がベスト!
専業主婦の場合に特化して、おすすめポイントや特徴をまとめました。
収入がない専業主婦の場合
つみたてNISAとiDeCo、どちらかであれば、つみたてNISAが優先です
こちらの記事【積立NISAに決めるまで~専業主婦がブログで公開・初めての資産運用】でくわしく説明しています
こんな方におすすめ
- iDeCoをはじめたいが、どこの証券会社を選べばいいかわからない
- 何を基準に証券会社を選べばいいのかわからない
- おすすめの証券会社のメリット・デメリットを知りたい
初心者でもここだけはしっかりおさえたいポイントのみ簡単に説明しています。
もっと詳しく知りたい方は、【iDeCo公式サイト】のページがおすすめです
また実際のiDeCo商品の購入について、当方で責を負うことはできません。
ご自分の意思と責任において行動なさっていただくようお願いいたします。
>>関連記事:【iDeCo】専業主婦でも入るべき?決断とその理由をブログで公開
>>関連記事:積立NISAに決めるまで~専業主婦がブログで公開・初めての資産運用
目次
1. iDeCoの証券会社を選ぶポイント3つ
手数料負けしないことを意識した、iDeCoの証券会社を選ぶポイントは3つ!
iDeCo口座を選ぶための3つのポイント
- 事務手数料(運営管理手数料)が安い
- 商品の品ぞろえ(お目当ての商品があるかどうか)
- サポート体制が充実している
専業主婦の場合、そもそもiDeCo最大のメリットである節税メリットが受けられません。
つまりiDeCoで得られる利益は、商品の運用結果 マイナス 手数料などの運営コスト
運営コストが大きすぎると、せっかく運営利益が出ても手元のお金はマイナスということに。
これがいわゆる手数料負け。
手数料負けを防ぐために最優先することは、事務手数料など運営コストが安いところを選ぶこと
節約上手の主婦ならきっと思いつくであろう、iDeCoのクレジットカード払いからのポイント還元。
ですが、残念ながらiDeCoはクレジットカードでの支払いができません(2021/07現在)
逆に言えば、ポイントサービスを気にする必要はありません。
節約をこころざす主婦は、手数料負けしないことを最優先に選びましょう。
① 事務手数料が安いところをピックアップ
② その中から買いたい商品がある証券会社をピックアップ
③ 複数あれば、付加サービスを比較する
それぞれについて、わかりやすく説明していきますね
1.1 事務手数料(運営管理手数料)が安い
必要経費を最小限におさえましょう!
費用 | 金額 | ||
加入時のみ | 口座開設手数料 | 2,829円 | |
口座管理手数料 (運営中コスト) |
収納手数料 | 171円(月額最低) | 105円/拠出1回ごと |
事務委託手数料 | 66円/月 | ||
運営管理手数料 | 0~数百円/金融機関ごとで違う |
- iDeCo開設時に初回のみ、必ずかかるのは、2,829円
- どこの金融機関を選んでも、月額最低かかるのは、171円
- 上の2つに加え、金融機関によって0~数百円の運営管理手数料がプラスされます。
➡ 運営管理手数料が無料の金融機関を選びましょう!
無料のところと、そうでないところを比べると差は歴然。
例えば、ろうきんのiDeCoは運営管理手数料が月額310円 ➡ 年額3,720円 ➡ 10年で3万7200円(; ・`д・´)
では、運営管理手数料が無料の証券会社はどこか?
ネット証券では、楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、大和証券などがあります。
それにリアル店舗があって身近なのは、イオン銀行。
どの金融機関を選んでも間違いはありません。
1.2 商品の品ぞろえがいい
iDeCoは、金融機関によって取り扱っている商品がちがいます。
色々な商品を取り揃えているところもあれば、厳選された少数精鋭のみのところもあります。
お目当ての商品がある方は、取り扱いがあるかどうか確認しましょう。
【よく聞く商品の取り扱い金融機関の一例】
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド ➡ 楽天証券
- たわらノーロードシリーズ ➡ 楽天証券
- eMAXIS Slim シリーズ ➡ SBI 証券 マネックス証券
- ひふみ年金 ➡ SBI 証券 マネックス証券
- たわらノーロードシリーズ ➡ イオン銀行
運用コストの低い商品やで人気商品の組み合わせたい方など、こだわりのある方はしっかりと確認しましょう!
1.3 サポート体制が充実している
初心者の主婦ならば、もしものためにサポート体制がしっかりしているところを選ぶと安心です。
コールセンターの対応で十分な方と、対面での相談を希望する方では求めるサポートがちがいます。
相談したいことがある時、自分はどういうサポートを受けたいか想像してみましょう。
また申込前にはウェブサイトを確認し、わかりやすい説明があるかどうか、サイトが見やすいかどうかなど、自分の目で確認しておくのも大事です。
1.4 おすすめ金融機関の比較表
代表的な金融機関をポイントごとに比較表にしました。
運営管理手数料が無料なのは基本です。
金融機関名 | 運営管理手数料 | 商品 | コールセンター | 特徴 |
SBI証券 | 無料 | 投資信託83本 定期預金1本 |
祝日・年末年始除く 平日 8:00-17:00 土日 8:00-17:00 |
商品選びをサポートしてくれるロボアドバイザーが優秀 |
楽天証券 | 無料 | 投資信託32本 定期預金1本 |
祝日除く 平日 10:00-19:00 土日 9:00-17:00 |
無料セミナーが沢山!スタートガイドなどサイトも見やすく初心者に嬉しい |
マネックス 証券 |
無料 | 投資信託27本 定期預金1本 |
祝日除く 平日 9:00-20:00 土日 9:00-17:00 |
iDeCo専門スタッフが土曜も対応 |
イオン銀行 | 無料 | 投資信託23本 定期預金1本 |
年末年始・GW除く 平日 9:00-21:00 土日祝 9:00-17:00 |
365日窓口での相談が出来る |
ではそれぞれの証券会社ごとの特徴を見ていきましょう!
2. 楽天証券の特徴とメリット・デメリット
主婦でなくても、まずおすすめとして紹介される楽天証券
初心者でも始めやすいように、管理手数料は業界最安値、サイト設計も親切でわかりやすく、間口を広げています。
無料セミナーも充実しているので、まったくの白紙状態から勉強することも可能です
ココがおすすめ
- 運営管理手数料が無料
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天バンガードシリーズ)が購入可能
➡iDeCoで取り扱いがあるのは、楽天証券と松井証券だけ - 初心者に嬉しいサポートが充実している
- 商品ラインナップも豊富。まず困ることはない
- 手続きはネット上で完結できる
iDeCoで楽天バンガードシリーズの取り扱いがある証券会社は限られています。
手数料も安い非常に人気の商品で、これを買いたいがために楽天証券を選ぶものアリ。
ココに注意
- 楽天のポイントサービスがiDeCoは対象外
➡クレジット決済やSPUなどでポイントをためることができない - 店頭窓口がないため、すべての手続きはネット上で行うことになる
➡これはメリットでもありますが、対面の方が安心という方にはデメリットに
楽天証券を使うメリットのひとつに、楽天経済圏とのポイント連携があります。
つみたてNISAでは大活躍でしたが、残念ながらiDeCoでは、その恩恵を受けることが出来ません。
ポイント対応していたら、主婦におすすめする証券会社としては最推しですね。
>>> 【楽天証券】<期間限定>最大20,700ポイントキャンペーン
>>>関連記事:【積立NISA】口座はどこがいい?専業主婦が楽天証券を選んだ理由
3. SBI証券の特徴とメリット・デメリット
口座開設数600万突破の、ネット証券1位のSBI証券
商品ラインナップもダントツ1位です。
ココがおすすめ
- 運営管理手数料が無料
- 口座開設数600万突破 ➡ ネット証券ナンバーワンの安心感
- 商品ラインナップが多い
- 初心者に嬉しいサービスが充実している
➡ロボアドバイザーはSBI証券を利用していなくても無料で使える - 手続きはネット上で完結できる
商品ラインナップがダントツで多いので、自分の希望にそった商品を選ぶことができます。
逆に多すぎて迷う人のためには、簡単な質問に答えるとピッタリの商品を提案してくれる、ロボアドバイザーを用意するなど、顧客のニーズにこたえるサービスが好評。
ココに注意
- 店頭窓口がないため、すべての手続きはネット上で行うことになる
➡これはメリットでもありますが、対面の方が安心という方にはデメリットに - 年金としての給付時、他社に比べ少し自由度が低い
デメリットとして少し気になるのは、受け取り時のこと。
他社では、5~20年までの年単位の毎月払いなど色々なパターンが選択可能
SBI証券では、5 年、10 年、15 年、20 年のいずれかプラス、年1回・2回・4回・6回の給付を選択します。
毎月払いを選べないなど、他社に比べると少し自由度が低いです。
とはいえ実際にもらえる金額が目減りするわけではありませんので、さほど気にするポイントではないのかも。
主婦に一番のおすすめポイントは、SBI証券に口座をもっていなくても無料で使えるロボアドバイザー。
iDeCoをやってみたいと思ったら、まずはSBI証券で無料の資料請求をして情報を集めるのが近道。
>>> SBI証券
4. マネックス証券の特徴とメリット・デメリット
マネックス証券は、サイト使いやすさに定評があり。
無料のポートフォリオ診断も嬉しいところ。
ココがおすすめ
- 運営管理手数料が無料
- iDeCo専門スタッフが対応してくれるお問い合わせダイヤルで初心者でも安心
- ロボアドバイザーによる無料ポートフォリオ診断
➡簡単な質問に答えてピッタリな商品の組み合わせを判定してくれる
また無料のポートフォリオ診断が初心者には心強いですね。
ポートフォリオとは、商品の組み合わせのことです。
なるべく損をしないようにリスクを分散した商品を組み合わせて購入することが重要ですから、それが無料で受けられるのは心強い。
ココに注意
- 取り扱い商品が少なめ
- 店頭窓口がないため、すべての手続きはネット上で行うことになる
➡これはメリットでもありますが、対面の方が安心という方にはデメリットに
商品ラインナップはSBIに比べると少なめですが、コストも低くリスクを分散できる優秀なものが厳選されています。
逆に初心者にとっては、選びやすくなるというメリットになります。
5. イオン銀行の特徴とメリット・デメリット
ネット証券ばかりおすすめしてきましたが、最後はイオン銀行。
リアル店舗があってお買い物ついでに相談できるのは、やはり強みですね。
ココがおすすめ
- 運営管理手数料が無料
- 日々の買い物のついでに、窓口に立ち寄ることができる
- 店頭で商品について相談可能
やはり初心者の主婦には、いつも行くショッピングセンターに窓口があって相談できるのは安心感が違います。
運営手数料が無料なのは、リアル店舗がある銀行では非常に珍しいです。
慣れ親しんだ銀行でiDeCoをはじめたい主婦にはぴったりです。
ココに注意
- 商品ラインナップは少なめ
- ネット証券にくらべるとコストが高めの商品が多い
商品ラインナップが少なめなこと、コストが少し高めなことは気になりますが、主要なところはしっかり押さえられています。
そのため特に問題なく、リスク分散を考えたポートフォリオを組めます。
メリットである利便性と照らし合わせて、判断したいですね。
>>>イオン銀行はこちら
3. 手数料負けしたくない主婦におすすめの金融機関・まとめ
次の記事では、実際にiDeCoに加入するための具体的な手順を書きます。
まずは、SBI証券にiDeCoの資料請求して紙面を見ながら夫と作戦会議していきます!
実際に私自身が体験したり・準備したり調べたことを書くので、同じようにまだ迷っている人の参考にしてくださいね。
>>関連記事:【iDeCo】専業主婦でも入るべき?決断とその理由をブログで公開
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