
こんにちは、ふくねこ(@FukunekoBlog)です!
つみたてNISA商品を選ぶためのポイントを勉強して、さあ選ぼう!と思ったら、どこをどう見たらいいのかわからない(T_T)
同じように困っている方がきっといるはず!
そんな方のために、楽天証券のサイトを例に銘柄の情報のどこを見ればいいのかご説明していきます!

こんな方におすすめ
- つみたてNISA商品の選び方を知りたい
- つみたてNISA商品を選ぶとき、どこをどう見たらいいのかわからない
- つみたてNISAの銘柄情報の見方をざっくり知りたい
初心者でもここだけはしっかりおさえたいポイントのみ簡単に説明しています。
もっと詳しく知りたい方は、金融庁「つみたてNISAについて」のページがおすすめです
また実際のつみたてNISA商品の購入について、当方で責を負うことはできません。
ご自分の意思と責任において行動なさっていただくようお願いいたします。
>>関連記事:【積立NISA】楽天証券で何を買う?主婦の銘柄の選び方とその理由
>>関連記事:積立NISAの運用実績をブログで報告【1か月目2020年12月】
目次
1. つみたてNISAの銘柄 選び方のポイント3つ
つみたてNISAの銘柄を選ぶときのポイントはおおきく3つ!
信託報酬が安いこと
➡ 運用をプロにお願いするために「信託報酬」という手数料を支払います。
長期でつみたてる前提なので、手数料はできるだけ安いものを選びましょう
純資産総額が大きくて増えていっていること
➡ ファンドの規模をあらわす純資産総額は、金額が大きいほど安定性が高いとされています
50億~100億以上のものを選びましょう
投資対象を分散させること
いろいろな国に投資する商品、株や債券、REIT(リート・不動産)などに分割して投資する商品を選びます
ひとつが損をしても他でカバーできるように、いろいろな商品を組み合わせましょう!
2. つみたてNISA商品の情報の見方とチェックすべき項目
選ぶポイントを押さえたら、実際の銘柄の情報を見ていきましょう!
つみたてNISAのために初めて証券口座を開いた人も多いはず。
楽天証券のサイトを例に実際の銘柄の情報をひとつずつ見ていきましょう!
2.1 楽天証券でのファンド情報の見方
なにはともあれ、まずは楽天証券のサイトにログインしましょう
右上の【つみたてNISA】のタブをクリック
左の【ファンドを探す】をクリック
左下の矢印【ファンド一覧から選ぶ】クリック
今回は一から情報を見ていく方法をご紹介しますが、お目当てのファンドを直接検索したり、証券会社おすすめパッケージを選択してもいいでしょう。
①はお目当てのファンドがすでにある場合にファンド名を入力して検索
②はいくつかのファンドが組み合わされたパッケージを見ることができます
つみたてNISA商品の一覧がでます。
例として矢印のファンド「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)米国株式 (S&P500)」をクリックして情報を見ていきましょう!
こんな感じで銘柄情報がずらーっと表示されます。
どこをどんなふうに見ていくのか、つみたてNISAを商品を選ぶポイントをふまえて下の順にカンタンに説明していきます。
- 信託報酬
- 総資産総額
- ファンドの目的と特色
※他の見方もありますが、私は今からご紹介する方法が一番見やすいのでそうしています(^^)
慣れてきたら、ご自分がやりやすい方法で確認してくださいね!
2.2 信託報酬(管理費用)の見方
最初に開いたeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のページの右側に書いてあります。
2.3 純資産総額の見方
銘柄情報ページにある表です。
表にマウスカーソルを合わせると、その時点での純資産額が数字で表示されます。
純総資産額
➡ 投資家からの信頼度といえるでしょう
具体的には、50億以上かつ、順調に増えていっているかをチェックしてください
2.4 ファンドの目的と特色
同じページを少し下にスクロールすると、中央矢印の右側に【運用方針】とあります。
こちらにもファンドの運用についてざっくり書いてありますが、それよりも【月次レポート】を見た方がわかりやすいです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のページの下【月次レポート】をクリック
別窓でこんな感じの【月次レポート】がpdfファイルで表示されます。
下にスクロールして情報を見ていきましょう。
ここにギュっと大事なポイントがつまっています。
ファンドの目的
➡ 何を目的にしたファンドなのか?何に投資をするのか、大まかな性格を知っておきましょう
ファンドの特色
➡ 投資をするエリアがどこなのか知っておきましょう!
「日本国内」なのか、「国内外」「海外」なのか? 海外の場合は先進国か新興国かも要チェックです!
リスク回避のために、投資対象を分散するために大事なポイントです!
➡ 何に投資をするのか?
株式・債券・不動産投信(REIT)なのか、ざっくりとでいいのでチェックしましょう
月次レポートには、投資先の業種や銘柄などの情報もあります。
S&P500は、APPLE・マイクロソフト・Amazonなどおなじみの大企業が目立ちますね。
ファンドの仕組み
➡ 株や債券などへの直接投資のほか、ベビーファンドが集めた資金をマザーファンドを通じて投資する「ファミリーファンド方式」もあります。
こういうものかと、ざっくりと把握しておきましょう。さらに詳しく知りたい方はググってください(^^;)
3. つみたてNISA商品の選び方の一例
ざっくりと銘柄情報をチェックしたら、実際につみたてる商品を選んでいきます。
具体的に作業手順をご紹介します。
3.1 どんな商品をいくつ、いくら買うのかざっくり決める
つみたてNISAで非課税になる投資金額の上限は、年間40万円÷12カ月≒3万3333円
➡ 毎月3万3333円まで積立可能
この金額内で商品をいくつ・いくらずつ積立していくのか、自分の方針をざっくりと決めます。
私の場合、バランス型・アクティブ型・インデックス型を組み合わせて、3万/月を3~4つの銘柄をとざっくり決めていました。
3.2 バランス型・インデックス型、投資地域などの情報で絞り込む
ざっくりでも方針が決まったら、実際の画面で商品を絞り込んでいきましょう!
インデックス型
➡株価の代表的な指数(インデックス)に連動した投資成果を目指した投資信託
バランス型
➡株や債券、REIT(リート・不動産)などの色々な金融資産に分割して投資する投資信託
ファンド一覧画面で、インデックス型とバランス型、投資地域などを選択してソートできますので、決めておくと選びやすくなります。
資産タイプ・ファンドタイプ・投資地域など決めている項目があれば、チェックしましょう。
画面上の【この条件で検索】をクリックします。
3.3 信託報酬順に並びかえる
インデックス型と投資地域をアメリカにチェックを入れて検索してみました。つぎは
矢印の【手数料等】のタブをクリックして管理費用(信託報酬)が安い順番に並びかえます。
3.4 純資産をチェック
上位2~3個の銘柄をクリックして、上で紹介した純資産額のチェック方法で純資産額をチェックします。
基準に満たないファンドを除外して、候補を絞り込んでいきましょう!
3.5 ファンド情報をチェックして絞り込む
最後に、上で紹介した方法でファンド情報を確認していきます。
もしもよく似た商品で迷ったら
➡ シャープレシオをチェックしましょう!
シャープレシオは最初の銘柄の情報ページをスクロールしていくと下の方に出てきます
シャープレシオは投資信託の運用効率を表す基準で、数字が大きい程いいとされています
できるだけ長い期間でチェックしましょう!
1以上あると一般的に優秀といわれています。
4. 専業主婦目線で選んだつみたてNISA銘柄の組み合わせ
楽天証券のつみたてNISAで購入した銘柄
- eMAXIS Slim米国株式 (S&P500):10,000円 / 月
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型):10,000円 / 月
- eMAXIS Slim 新興国株式 :5,000円 / 月
- SBI・全世界株式インデックス(愛称・雪だるま):5,000円 / 月
守りに入らず割と攻めたつもりだったんですが、投資の先生からはもう少し攻めてもよかったのでは?とのコメントをもらいました。
40代とはいえ、残り10年以上の積立期間があるのならとのことでしたが、リターンは欲しいけど大きなリスクも取りたくない(;´∀`)
5. つみたてNISA銘柄の選び方・まとめ

- 商品をいくつ・いくらずつ積立していくのか、自分の方針をざっくりと決め
- ファンド一覧画面で、インデックス型とバランス型、投資地域などを選択してソート
- 管理費用(信託報酬)が安い順番に並びかえる
- 純資産額をチェック
- ファンド情報をチェックして絞り込む
文字で書くと簡単に思えますが、初めての人はどこをどう見たらいいのか謎ですよね、私もそうでした(^^;)
つみたてNISAで初めて投資信託をするという人も少なくないはず。
ざっくりカンタンに説明してありますので、初心者の方の参考になれば嬉しいです(^^)