発達障害

【通級とは】小学生の他校通級の実例とメリット・デメリットを紹介!

2020年9月10日

通級とは?小学生の他校通級

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ふくねこ
こんにちは!はやかるです

お子さんを通級に行かせたいお母さんから、インタビューを受ける季節になりました

どんなところなのか?自分の子は入れるのか?

気になること、きっとたくさんありますよね

そこで、いま子どもを他校通級に通わせているわたしの経験から記事を書きました

通級は困りごとのある子の強~い味方!

迷っている方のお役に立てたら嬉しいです!

子ハチワレ

>>>関連記事:他校通級の申込みで先生とケンカした記事はこちら

 

 

1. 通級とは?特徴とその対象・判定について

チェック項目

 

「通常の学級に在籍し,ほとんどの授業を通常の学級で受けながら,障害の状態に応じた特別な指導を週1~8単位時間特別な指導の場で行うこと」

引用>>>文科省より

通級指導教室は、発達障害など比較的かるい障害がある子どもが対象。

算数や国語などは通常の学級で受けつつ、その子の困り感に応じた指導が受けられます。

※知的障害のある子どもは、特別支援学級でのフォローが適切であり通級の適応ではないとのこと。

全国でも導入されている学校はいまだ20%程度。

学校では普通級ですごし、週に1回1時間だけ通級に移動して指導をうける例が多いようです。

他校通級の場合、保護者の送迎が必須。送迎のためにかかる時間分だけ、通常の授業の時間が削られることになります。

他の支援とのちがいがわかりにくいので、下記でくらべてみました。

下記は文科省が作った先生向けのサイトです。勉強になりますので参考にどうぞ。

>>>初めて通級による指導を担当する教師のためのガイド

 

1.1 普通級・通級・特別支援学級・交流級のちがい

普通級(通常級・一般級)

  • 人数:35~40名程度
  • 指導:ひとクラス全員一緒に勉強をすすめていきます。
  • ひとクラスの人数が多いので、一人の子にかけられる時間は少ない

通級(通級指導教室)

  • 人数:1~数人(学校によって受け入れ可能人数がちがう)
  • 指導:個別~数人程度で指導(指導内容は、その子の困り感にあわせて変わります)
  • 普通級に在籍し、困り感のフォローの為「通級」で週に1~2回指導をうけます
  • 在籍している学校にない場合、近くの他校に通うことになります。

特別支援学級と交流級

  • 人数:8名程度
  • 個別の指導計画を作成し、指導や援助を受けられる
  • 朝の会や給食・得意科目など通常級に移動して活動することもあります(交流級)

 

1.2 通級とは?どういうところで何をするの?

それぞれの先生や子どもの困り感によって変わってきます。

基本は各教科の内容を補充ではなく、障害による学校生活の困り感の改善を目的とした指導を受けられます。

  • いつ? ➡ 週に1~2回、普通級の授業の1コマを抜けて、通級での指導をうけます
  • どこで指導をうけるのか? ➡ 在籍校の通級の教室 or 近くの他校の通級の教室
  • だれが指導してくれる? ➡ 通級専属の担任の先生
  • なんのために? ➡ 子どもの困り感の改善のため
  • なにをするのか?➡ ソーシャルスキルトレーニング、コグトレ、ビジョントレーニング、空間認知トレーニングなど。

 

1.3 通級による指導の対象と申込方法・その判定

子ども達

代表的なのは、弱視や難聴、吃音など言語障害。ADHDや学習障害などの発達障害、選択性かん黙など、さまざまな困りごとをもつ子どもたちが対象です。

※知的障害がある場合は、特別支援学級でのフォローになります。

発達障害との診断を受けていなくても、本人が困りごとを抱え周囲とトラブルを起こしている場合などは対象になります。

申込方法は各自治体によって違います。

小・中学校に在籍しているのなら、まずは担任の先生に通級を希望していると申し出て教育相談をお願いしましょう。

通級での指導が必要かどうか、担任の先生・教頭先生・スクールカウンセラーさんと交じえ教育相談をする必要があります。

小学校入学前の場合は、各自治体へ問い合わせる必要があります。

相談先は、自治体・保育園・幼稚園の担任・入学予定の学校です。

わたしの住んでいるところでは、就学時健診前の夏休みに入学予定の学校へ個別の教育相談と、学校見学を行いました。

最終的には秋の就学時健診を経て、決定します。

通級の枠は全国的に少なく、待ちが出ているのが現状です。

子どもの困り感に応じて優先度がありますので、早い者勝ちでもありません。

希望しても空きが出るまで待機という可能性もあります。

 

2. 通級を利用してみた実例、感想とメリット

ok

わが子は小1から現在まで、週に一度他校通級を利用しています。

転勤のために担任が変わることもありましたが、ラッキーなことに子どもと相性がよく熱心な先生に担当していただけました。

毎週1回、とある曜日の6時間目が通級です。

子どもの5時間目が終わる時間に校門まで迎えに行きます。

子どもは5時間目が終わったら、帰る支度をして担任の先生に挨拶して校門へ。

校門で子どもと合流したら、通級のある学校へ移動します。

移動の方法は、自家用車・タクシー・徒歩など。

子どもを通級の学校に送り届けたら、親は学校の別室で待機。子どもは完全に先生とマンツーマン。

授業のはじめに困りごとに対するワークなどを行い、終わりには本人の好きな遊びを先生と一緒にしますので、終わりはいつもニコニコ( *´艸`)

コグトレを中心に遊びとゲームを使いながら、楽しく指導していただいています。

年に2回ほど通級でも個人懇談があり、先生と情報共有したり相談もできます。

また送迎はお子さんを通級に通わせている保護者の方と知り合いになれるチャンス!

ここで声をかけて悩みを相談しあったりランチに行くような、ママ友ができました!(^^)!

普通級ではストレスが多くてつらそうな様子ですが、週に一度のいい息抜きにもなっているようです。

小3で不登校にもなりましたが、その間でも通級だけは行くと本人の希望があり、通い続けています。

 

2.1 通級の先生に個別に指導してもらえる

その子の困りごとに合わせた指導が受けられます。

経験豊富で知識のある先生が、親目線では気が付かなかった困りごとなどにも対応してくれます。

いろいろなタイプの子を見ている通級の先生の指導は、やはり適切です。

体の動きがぎこちない子には手と足を同時に動かす遊びを取り入れたり、気持ちが高ぶってパニックになりがちな子には、自分の気持ちや状況を客観視できるような働きかけをしてくれます。

子どもの困りごとやその対処にも慣れているので、子どもは「通級の先生はちゃんとわかってくれてる」と言って、親が言ってもやらないようなワークや課題にも取り組みます。

相談できる人がいなくて不安だった家でのフォローについても、通級の先生に相談してアドバイスをもらえるので本当に心強いです(^^)

 

2.2 学校や担任に困りごとを理解してもらえて、フォローしてもらえる

なにより困りごとを理解してもらえる、これは大きいです。

担任の先生が発達障害などに理解がない場合、子どもの困りごとを「わがまま」「努力不足」と間違った認識をされ、両者とも困り果ててしまうことがあります。

適切な対応をとってもらえば、トラブルが少なくなり子どもも先生も助かるはずです。

でも理解がないと「特別扱い」など誤解されて、フォローされず問題行動が増えて先生も困り果てる…ということが現実におこります。

通級に行っていると「困りごとがあって適切にフォローが必要な子」と担任の先生にも理解してもらえますし、複数の先生の目が子どもに注がれます。

保護者のわたしも通級送迎や通級の懇談で、いろいろ相談させてもらっています。

 

2.3 先生をひとりじめ出来ることで、子どもの気持ちが落ちつく

嬉しい子供

先生に助けてもらいたくても、注目してもらいたくても、普通級で40人のクラスメイトがいるとなかなかそうはいきません。

通級は先生をひとりじめして、自分だけに注目してくれて、マンツーマンで指導してもらえます。

通級に行くようになってから、子どもの気持ちがすこし落ち着いてきました。

苦手な勉強や困りごとのフォローは、親がすると子どもが素直に受け入れられずに上手くいかないことがあります。

お互いにイヤな思いをするよりも、家族以外の人に指導してもらう方が素直に聞いてくれます。

 

 

3. 通級のデメリット

ふて猫

いいとこばかりの通級かと思えば、やっぱりデメリットもあります。

それも結構深刻なのが…(T_T)

 

3.1 通級にいくために、授業を抜ける必要がある

授業を抜けるというのが一番のデメリットかと思います。

同じ学校に通級があれば子どもが自分で通級指導教室に移動しますので、抜けるのは1時間分だけです。

でも他校通級になると、最悪の場合、通級の前後3時間分がつぶれます…( ;∀;)

学校側も他校通級は6時間目や1時間目にして、少しでも抜ける授業を少なくしようとしてくれます。

担任の先生も、通級で抜けるときの時間割を本人の得意不得意に応じて変更してくれる場合もあります。

一番大きいデメリットですが、先生方と相談して最小限にできます。

必ずしも希望が通るとは限りませんが、学校側に交渉してみてください。

 

3.2 他校通級の場合、親が送迎する必要がある

他校通級の場合は、親の送迎が必須です。

お仕事をしている方は、通級の日は休む必要があります。

自家用車で行ければいいですが、そうでないとタクシーや電車などの交通費もかかります。

 

3.3 周囲の反応・いじめの心配など

自分たちと違うことをしていると、どうしても目立ちます。

通級に行っていることで、悲しいですがバカにされたりいじめられたりという可能性が出てきます。

クラスメイトに「お前、通級行ってるから発達障害なんだろ」「通級はバカが行くところだ」などと言われたという話も聞かれます。

保護者の間でも「あそこの子は通級に行っている」などと、噂になることもあるでしょう。

勝手にうわさしている程度ならスルー一択。

通級に行っているからと離れていく人たちなら、付き合っていても良いことはありません。去るにまかせましょう。

ただし子ども同士でトラブルになりそうな時は、学校と相談してすぐに対応しましょう。

担任から、通級とは何か?何をするところなのか説明してもらうだけで「苦手なことを頑張って克服しようとしてるすごいやつ」とクラスメイトの態度がコロッと変わった経験があります。大丈夫。

 

4. 通級への疑問 Q&A

QA

通級のメリット・デメリットを見てきましたが、まだまだ分からないことがあると思います。

よくある質問と答えをまとめました。

4.1 【Q1】通級にはお金がかかりますか?

【A】お金はかかりません。通常の学校と同じで無料です。

ただし、他校通級になった場合の送迎にかかるお金は実費でかかります。

 

4.2 【Q2】通級はどこにありますか?

【A】小学校や中学校の中にあります。

基本は同じ校舎内に音楽室な図工室などと同じように、通級で一部屋確保されているようです。

同じ学校敷地内の別棟や、教育センター・特別支援学校にある場合も。

正確な情報は学校の先生か、自治体に相談してください。

 

4.3【Q3】遅刻や早退になりますか?

【A】抜けた授業分を通級で勉強していますので、遅刻にも早退にもなりません。

 

4.4【Q4】途中でやめることは出来ますか?

【A】出来ます。

残念ながら、通級の先生と合わないということもあります。

こればっかりは人間同士相性がありますので、どうにもできません。

通級のメリットよりも、お子さんがつらそうでデメリットが多い場合は、早めに学校に相談しましょう。

 

4.5【Q5】抜けた授業は補習してもらえますか?

【A】担任の先生によりますので、まずは先生に相談して見て下さい。

放課後に補習してもらえたという話、補習してもらえなかった話、両方聞いたことがあります。

担任の先生次第かと思います。

 

5. まとめ~通級のメリット・デメリット

まとめ

通級について、メリットとデメリットを改めてまとめます。

メリット デメリット
通級の先生に個別に指導してもらえる 通級に行くために授業を抜ける必要がある
学校や先生に困りごとを理解してもらえて、フォローしてもらえる 他校通級の場合、親が送迎する必要がある
先生をひとりじめ出来ることで、子どもの気持ちが落ちつく 周囲の反応・いじめの心配など

メリットだけでなくデメリットもあるので、親として悩ましいところ。

でも通級の先生と子どもの相性がいいなら、こんなに頼もしい味方もいません。

通級希望をするのか迷った方はぜひ参考にしてください。

 

>>>関連記事:他校通級の申込みで先生とケンカした記事はこちら

 

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