発達障害

発達障害の子の中学入学準備はいつ頃どう動けばいい?実例紹介します

2021年1月29日

発達障害の子の中学入学準備はいつ頃どう動けばいい?実例紹介します

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ふくねこ

こんにちは、ふくねこ(@FukunekoBlog)です!

発達障害グレーで不登校傾向のある息子の、中学入学準備を学校側と話し合いをして進めています。

私自身、他のご家庭がどうされているのか気になったので、わが家の場合を記事にしてご紹介します!

わが家はこんなスケジュールで動いています(地元公立校への進学の一例です)

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1
【夏休み前】小学校側へ中学入学について相談

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2
【夏休み】子どもと中学校生活について、家族会議

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3
【11月】中学入学説明会で就学相談の申込み

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4
【12月】親と中学校側で就学相談

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5
【3月下旬】小学校卒業後、子どもと一緒に中学校見学

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6
【3月下旬】中学校見学後の様子で最終調整

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7
【4月】入学式本番

こんな方におすすめ

  •  発達障害、またはグレーの子どもの中学入学準備について知りたい
  •  よそのご家庭の中学準備はどうしているのか気になる。
  •  中学校とどんな風にコンタクトを取ったのか知りたい

この記事を読むと、発達障害のお子さんの中学入学準備について、何をどんなふうに進めてるのか一例がわかります。

各自治体や教育委員会の方針、進学先によっても違うと思いますので、あくまで参考にどうぞ!

【うちの子の困り感】

  • 発達障害グレー・知的障害なし
  • 先の見通しが立たない不安感が強い
  • 緊張・不安から腹痛・頭痛をおこし登校できなくなる(過敏性腸症候群)
  • 発達性協調運動障害
  • 各種感覚過敏あり
  • HSC
  • 目に見えないもの(感情や状況など)を言語化するのが苦手
  • 小学校在学中は、他校通級 1回/週

現状は無事に入学式を迎えました。

学校とコンタクトを取ろうとしている方のお役にたてばうれしいです!

 

>>関連記事:発達障害のタブレット学習・通信教育を選ぶポイント6つと4教材比較

>>>関連記事:発達障害の診断は受けるべきか?受けなかった話とメリットデメリット

 

1. 発達障害の子の中学入学準備の前にしておくこと

準備

親子で中学入学までをイメージしておきましょう!

カレンダーなどに予定を書き込んで、先の見通しを立てておけるといいですね。

 

1.1 いつ頃から動くか?

小学6年生の夏休み前から動きました。理由は以下です。

  • 通級や特別支援を希望するなら、中学校は早い段階から情報が欲しいはず(教員配置のため)
  • 通級や特別支援希望は早めに申し出ないと、教員の配置が間に合わない可能性がある
  • 早めに相談すれば、少なくとも対応が遅れることはない
  • 夏休み前に相談すれば、比較的先生たちの手すきな夏休み中に中学校側とコンタクトが取れる
  • 小学校入学時も、前年度の夏休み前から動いたから

 

 

1.2 家族会議で子どもと親の方針を決めておく

子ども達

中学校生活について、子どもの希望と親の考えをすり合わせておく必要があります。

通級や特別支援を希望するのか否か、この辺りはおおまかな考えをまとめておいた方がいいでしょう。

通級の場合は進学する中学にはなくて他校通級になる場合もありますので、先に情報収集しておくといいですね。

また、発達障害の子はイメージする力が弱いことが多いです。

具体的な中学校生活のイメージがつかないので、考えようがないという場合があります。

近所の中学生の子に話を聴いたり、中学校のイベントで見学可能なものがあれば積極的に出かけておくとスムーズです。

中学校のホームページなどを見ておくのもおすすめです。

 

1.3 情報収集先について

小学校でなんらかのフォローを受けていても、学校側の方から中学入学準備について特別に教えてもらえることはありません。

自分から声を上げて、積極的に情報を取りに行きましょう!

主な情報収集先は以下の通り。

  • ママ友
  • 中学生のご近所さん
  • 通級や特別支援の先生
  • 小学校のスクールカウンセラー
  • 小学校の担任の先生
  • 小学校の教頭先生

一番頼れたのは、通級の先生とスクールカウンセラーさんでした。

子供が中学校生活をイメージするのに役立ったのは、中学生のご近所さんです。

たとえ情報が得られなくても、念のため、上記の先生たちには中学校入学について相談しておきましょう!

なにかあれば声をかけてもらえますし、「相談をしておいた」という実績を作ることができます。

 

2. 発達障害の子の中学入学のために動いたこと

中学入学

ここからは時系列にそって、私が動いたことをご説明していきますね。

 

2.1 小学校側に中学入学について相談をする

【夏休み前】

  • スクールカウンセラーさんに相談
    ➡中学進学に向けて悩んでいる。いつ頃どんなふうに中学校にコンタクトを取ればいいのか教えて欲しい

 

  • 通級の先生に相談
    ➡中学進学に向けて、どんなふうに中学校とコンタクトを取ればいいか?
    ➡通級から、進学先の中学校へ申し送りはしてもらえるのか?そのために資料を作ってもらえるのか?

 

  • 担任の先生に相談
    ➡担任の先生から進学先の中学校へ申し送りはしてもらえるのか?そのために資料を作ってもらえるのか?
    ➡例年、他の子がどんな風にしていたのか教えて欲しい

 

  • 教頭先生に相談
    ➡中学進学に向けて、どんなふうに中学校とコンタクトを取ればいいか?
    ➡自分で中学に連絡していいのか?小学校を通した方がいいのか?

 

上記すべてやった結果は以下でした。

  • 小学校から個別の申し送りをすることはない(自治体によって違う)
  • 中学校への就学相談は、親が自分で中学校へ連絡してほしい
  • 通級の先生からは、中学校の担任へ向けて簡単な申し送りプリントを作ってもらえる
    (※学校としての対応ではなく、先生個人のご厚意のよう)
  • 親からも子供の特性や対応をまとめた、サポートシートを作ること
  • 通級・特別支援を希望するなら、夏休み前に中学校に一報を入れて要相談
  • 通級・特別支援を希望しないのなら、早めに動かなくてもいい
    秋の合同入学説明会で相談のための面談予約を取ると良い

通級をどうするのかで一番迷いましたが、わが家の進学先の中学校には通級がなく、他校通級になるとのこと。

送迎が必要なのはもちろん、通級の前後あわせて3時間の授業を犠牲にするのはイヤだと子どもが主張したこともあり、わが家ではひとまず通級も特別支援も利用しないことになりました。

その代わり、どこかでフォローを考えなくてはいけなくなりました。

ひとまず、中学入学に関しては、次は秋の合同入学説明会で面談予約を取ることになりました。

 

2.2 中学校へ就学相談の予約を取る

懇談会

ご家庭の都合で、連絡する時期は決めてしまっていいと思います。

ただ、就学相談の日時は、中学校の全体入学説明会の後の方がいいです。

なぜなら、入学説明会での情報をもとに、新しい疑問や聞いておきたいこと、配慮してほしいことなどが出てくるからです。

わが家の場合は、11月に入学説明がありました。

説明会後に、会場で教頭先生を捕まえて就学相談をお願いしました。

「発達障害で通級のフォローを受けている子がいるので、中学進学に向けて相談したいことがある」と話しています。

その場では、他にも3組ほど同じように相談を申し込んでいる親御さんがいました。

連絡先をお伝えして、後日日程の設定をしました。

 

 

2.3 中学校への相談の前にすること

事前に仕入れておいた中学校の情報に基づいて、質問したいことなどを親子でまとめておきましょう。

わが家が確認したのは、以下の通りです

  • 発達障害の子へ、現状、学校側としてはどのようなフォローをしているのか?
  • 子どもが不登校になった場合、オンライン教材で出席扱いになった前例があるか?
  • 学校内で子どもが困った時に、頼れる場所があるか?
    ➡保健室や、スクールカウンセラー、いじめ対策室など
  • 入学式前に、本人を連れて中学校を見学させてほしい
  • 感覚過敏のため、制服が校則どおりに着られない可能性がある。対応可能か?
    ➡詰襟なので首元が苦しくて、止められないかもしれない

発達検査などを受けられるなら、受けておきましょう。目に見える形で、支援が必要なことを示せます

学校側は親が言葉で説明することよりも、検査結果や書類などを重要視する傾向があります。

子供の障害の程度や、特性、困り感について説明するための資料を用意しましょう。

  • WISCなど直近の発達検査などの結果があれば持参
  • サポートシートなど用意
  • 通級などでフォローを受けていたら、日常の取り組みの資料など
  • もしも小学校から資料を用意してもらえたら、それを持参。

限られた時間の中で中学校側に、子どもの特性を理解してもらい必要なサポートをお願いするには準備がかかせません

完璧でなくてもいいので、準備をして臨みましょう!

中学校側との面談結果は下記です。

  • 小学校とちがい教科担任制になるため、普通級で手厚いフォローは出来ないと思ってほしい
  • 担任はいても、出席確認するだけ。小学校のようにフォローはできない。
  • 子供の特性を先生たちに説明して、個別に配慮するのは可能だが浸透するまで時間がかかるかも?
  • 可能な限り対応したいと思っているが、出来ないことは許してほしい。
  • フォローを望むなら、他校通級か特別支援を申し込んでほしい。
  • 不登校になった場合、オンライン教材で登校扱いにした前例はない。(過去に申し出はあった)
  • 学校内で子どもが相談できる場所は、スクールカウンセラー・いじめ対策室・保健室で対応可能
  • 制服に関しては、実際に困った時にまた相談してほしい。
  • 入学式前に、本人を連れての見学は可能。後日日程調整。
  • 部活動について

 

 

2.4 中学校へ就学相談に行く

平日の昼間に子どもは連れず、親だけで相談に行きました。

【持参した資料】

  • 直近の発達検査の結果(WISC4)
  • サポートシート
  • HSCについて資料のコピー
  • 通級での普段の取り組みのプリント

夫は仕事は休めずに私一人で行きましたが、できれば男親も一緒の方がいいと思いました。

一部の先生だけですが、女親一人だと対応がずさんになる残念な先生はどこにでもいます

理不尽な扱いを受けないためにも、可能なら夫にも同席してもらって、子どものフォローを両親で行いたいものですね。

HSCについての資料は⇩の本の巻末にある【教育関係者へのページ】をコピーしました。

学校の先生向けにHSCとその対応についてわかりやすく書かれているので、小校入学時からお世話になっている本です。

HSCの困りごとと、発達障害の困りごとが重なっている部分が多いので、親も一度目を通しておくと安心です。

相談の結果、決まったことは以下です。

子供の気持ちの区切りがついている方がいいだろうということで、小学校卒業式後の平日に中学校見学に行くことになりました。

またこの時期なら、制服も仕立てあがっていますので、感覚過敏のために制服規定を守れないかも?という時は、学校に相談が出来ます

お願いしたのは、下記のことです。

  • 入学式当日の本人の動きと場所を確認したい(不安の軽減を図りたい)
  • 困った時に助けを求められる場所(保健室・いじめ対策室など)を見学したい
  • げた箱・体育館・トイレなどを見学したい
  • 実際に中学校の先生と話すことで、入学式当日の緊張をやわらげておきたい

次は実際の見学の様子を描いていきます。

 

2.5 小学校卒業後に、子どもと一緒に中学校見学

学校見学

別にいつ行ったっていいじゃん!というわけにいかないのが特性のある子です。

行くなら、小学校卒業後・中学の制服が出来上がって試着をしてからがいいです。

【小学校卒業後に中学見学する理由】

  • 卒業式という一大イベントで新たな子どもの問題点が見えたらそこを相談できる
    ➡ 中学入学式でのトラブルに備えることが出来る
  • 小学校卒業後にすることで、気持ちの切り替えが上手くいきやすい
    ➡子どもは卒業式に向けて緊張が続いている時に、中学校のことまで考えられない
  • 中学の制服を試着して、問題があれば相談できる
    ➡感覚過敏がある子は、詰襟などで不快感が強いことが予想される

次は中学校見学の実際の様子です

【中学見学の様子】

  • 学年主任の先生と待ち合わせ・自己紹介
  • 入学式当日の動きにあわせて移動しつつ確認
    ①登校したら、掲示板でクラスと出席番号を確認
    ②げた箱を確認・上靴に履き替えてクラスへ
    ③教室を見学
    ④トイレを見学
    ⑤体育館へ移動・体育館とトイレを確認
    ⑥入学式後の動きを確認
  • 保健室・いじめ対策室など、相談場所の見学
    ①相談場所の見学
    ②相談員さんと顔合わせと挨拶
  • 持ち物について、細かい確認
    ①靴・カバンについて記名場所の確認
    ②水筒は持ちこめるか?
    ③サブバッグは規定がないが、どんなものがいいのか
    ④ペンケースなど指定はないもので、他の生徒の使っているものを確認
  • 実際の授業の様子を、廊下から見学

実際に行くまでは「面倒くさい」と文句タラタラだったわが子ですが、見学させてもらって緊張が和らいだのを実感しました。

初めてのこと・知らない場所への不安が強いので、見学して当日の動きをシミュレーションできたのが良かったです。

どんなものがいいのか具体的なイメージが出来ず困っていた学用品(水筒・ペンケース・サブバッグなど)は、授業の様子を見学した際に確認できました。

小学校は当たり前に、鉛筆何本・赤鉛筆1本・消しゴム何個なんて細かい指定があったんですが、中学校は何もなくてとても困りました。

親が(多分)こういう物がいるよ、とアドバイスしても、それでも不安が強くて落ち着かなくなってしまうので、授業見学で確認しました。

利用するかしないかは別として、相談先を確認・相談員さんに挨拶できたこともよかったです。

全部で1時間程度、先生を独り占めして対応していただけました。

 

2.6 入学式にむけて最終調整

中学校見学後、まずは見学でわかったあれこれについて調整しています。

【入学にむけて調整していること】

  • 学用品の購入・準備
    ➡見学して在校生が使っているものを見てから、購入・記名
    入学式当日に靴の履き間違えが多発していました。不要なストレス回避のためにも記名はしっかり!
  • 中学で使うものを、実際に自宅で使い練習する
    ➡鉛筆からシャープペンシルへの移行・上履き・登校用のシューズなど、慣らせるものは慣らす
    ※特に、筆圧が高めなのでシャーペンには現在苦戦中(-_-;)
  • 起床から登校までの朝の動きをシミュレーション
    ➡小学校とは違い制服があるので、動線と手順が変わるため
    ※起床・洗顔・朝食・着替えなどイベントを色々なパターンでこなし、しっくりくるパターンを探る
  • スケジュール帳を使い始める
    ➡先の見通しを自分でつける練習をするため

実際に中学校に見学に行ってみると、小学校とはがらりと環境が変わることがわかります。

いきなりその環境に放り込むよりも、心の準備をしておくことが大事ですね。

通級や中学校の先生は、口をそろえて「普通の子でも大変」といいます。

少しでも不安を和らげて穏やかに中学校生活が送れるように、トライアンドエラーあるのみ!です(^_^)

 

 

3. 発達障害の子の中学入学準備・まとめ

まとめ

ふくねこ

発達障害の子のわが家の中学入学準備についてまとめました。

  1. 【夏休み前】小学校側へ中学入学について相談
  2. 【夏休み】子どもと中学校生活について、家族会議
  3. 【11月】中学入学説明会で就学相談の申込み
  4. 【12月】親と中学校側で就学相談
  5. 【3月下旬】小学校卒業後、子どもと一緒に中学校見学
  6. 【入学式までの間】中学校見学後の様子で最終調整

やはり、小学校にくらべてどうしてもフォローは手薄になると感じています。

このやり方が正解というわけではなく、こんな風に学校と交渉していますよという一つの例です。

子供のフォローを頑張っている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

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