
こんにちは、ふくねこ(@FukunekoBlog)です!
スタディサプリ、安くてプロ講師の授業が受けられると評判ですが、不登校の子に向いているのかどうかが気になるところ。
調べたり、無料体験した結果を記事にしました
結論からいうと……向いている子とそうでない子がいます。
……そんなの当たり前でしょ!というミモフタモナイ結果に(^^;)
正確なところはわかりませんが、不登校の子は半数以上は向いていないだろうと感じました。
メリット・デメリットも合わせて下の記事で詳しく説明していきます。
この記事を読むと、スタサプの特徴や、不登校の子でスタサプが向いている子とそうでない子がわかりますよ!
>>>スタディサプリ公式サイト
>>>関連記事:不登校を出席扱いにできる教材2つ!すららとスタディサプリ徹底比較
目次
1. スタディサプリとは?人気の理由・特徴5つ
テレビCMでもよく見かけるスタディサプリ。略してスタサプ。
下は小学生4年生から上は社会人まで、高校受験はもちろん大学受験・TOEICなど幅広い範囲の勉強したい人のためのオンライン通信講座です。
受講料が安いのに、プロ講師の授業を売りにどんどんシェアを獲得していっている様子は、不登校の子の親じゃなくても気になるところ。
かくいう私も英語の勉強でスタサプに引かれています(^^)
そんなスタサプですが、小学生・中学生・高校生の不登校の子に的をしぼると、人気の理由や特徴は以下の通り
- プロ講師の説明だからわかりやすい
- 戻り学習と先取り学習ができる
- だんぜんオトクな月額1,980円から
- 14日間の無料体験ができる
- 保護者用管理画面で学習状況をチェックできる
スタサプは、講師の動画を見てからテキストで問題を解くという流れで学習をすすめていきます。
基本的に動画を見るだけなのでどうしても情報は一方通行になりますが、ムダを極力はぶいた学校の授業をうけているイメージです。
小4~高3までのすべての授業が見放題なので自由度が高く、わからないところの復習や先取り学習も可能です。
その反面、自分でしっかりスケジュールをたてて勉強に取り組める・親がしっかり監督できるという場合はいいのですが、そうでないと勉強のしかたに戸惑ってしまう場合も。
勉強がむずかしくなる中学生からは、コーチがついてくれる個別指導コースもあります。
月額9,800円かかりますが、担当コーチが勉強のスケジュールを組んでくれるので安心です。
スケジュールにそって動画を見てテキストをこなし、わからないところはタイムラグはありますがチャットでコーチに質問できます。
スタディサプリはこんな子におすすめ
- 学校で平均的な学力があって、さらに上を目指したい子
- 不登校でも、学校の勉強が遅れていない子
- 自主的に勉強に取り組める子
- 集中力がある子
- 勉強が嫌いではない子
スタディサプリは個別指導コースでないかぎり、自分でどの授業を見るか決めて自分で学習計画をたててすすめていく教材です。
ではこのスタサプの特徴は、不登校の子に合うのか?
自分の子が不登校になったときのことを踏まえて、考えてみました。
2. スタディサプリは不登校の子に向いているのか?
不登校になるとただ学校に行けないだけではなく、いろいろな問題がおきます。
授業に出られないので、もちろん勉強は遅れます。
不登校の原因が、学校の勉強がよくわからないことだった場合、スタディサプリで独学していくのはかなり難しいです。
なぜならスタサプはある程度勉強ができる子や平均点が取れる子が、さらに上を目指す教材といえるからです。
戻り学習の機能はありますが、勉強が苦手な子はどこまで戻ればいいのかわかりません。
個別指導コースもありますが、授業の動画は基本的に見るだけの一歩通行。
講師にチャットで質問することは可能ですが、やり取りにはタイムラグも生じます。手取り足取り基礎の基礎から教えてはもらえません。
親がしっかりとサポートできればいいのですが、不登校の子と向き合う親のストレスは大変なものです。
この点から不登校でもスタディサプリが向いているのは「勉強の遅れが数か月程度で平均的な学力のある子」で「勉強が嫌いではない子」と言えます。
勉強の計画が立てられるか不安であれば、個別指導コースを選べば大丈夫でしょう。
スタディサプリの授業はとてもわかりやすいと評判ですが、それを生かせなければ意味がありません。
上記があてはまるのは、不登校の子のなかでも少数派だと思われます。
不登校の子は、学校に行けないことへの不安をまぎらわせるためにゲームなどにのめりこみ昼夜逆転してしまいがち。
また自己肯定感がさがりまくり、なかなか勉強をはじめることができなくなります。
そんなときは無理に勉強をさせるよりも、ゆっくり休ませるほうが長い目で見ると回復が早くなります。
元気が出てきたら、まずは基礎を大事にした他の教材(すらら)をためしてみるのもいい選択です。
>>>関連記事:不登校を出席扱いにできる教材2つ!すららとスタディサプリ徹底比較
3. 不登校の子がスタディサプリを受講するメリット
3.1 不登校でも出席扱いにできる
条件をクリアすることが必要になりますが、スタディサプリを使って不登校でも学校を出席扱いにすることができます。
出席扱いにするためのくわしい手順や条件は「すららで不登校でも出席扱いにする手順5ステップ!学校との交渉実例」をご覧ください。
わが家はすららを使いましたので、すららを例にした記事ですが、手順や条件についてはスタディサプリも同じです。
登校扱いにすることを第一に考えているのなら、公式からもサポートがあり前例が多くあることから「すらら」をおすすめします。
すららは勉強が苦手な子や発達障害の子が、ゆっくり基礎固めをして力を伸ばしていくイメージ。
スタディサプリは、学校の授業についていけている子が、さらに上を目指すイメージ。
お子さんがどちらのタイプなのか、性格的にはどちらがあうのか、まずは無料体験をしてみることをおすすめします。
>>>すららの無料体験はこちら
3.2 戻り学習と先取り学習ができる
不登校で勉強が遅れているので、戻り学習ができるのは大きなメリットです。
また先取り学習も出来るので、どんどん先に進むこともできます。
3.3 いつ勉強するのか自由にできる
いつ勉強するのかは、お子さんの自由です。
自宅のパソコン・タブレット・スマホで受講できますので、いつでも好きな時間に勉強できます。
不登校になると生活リズムがくずれて昼夜逆転することもよくありますので、自分のペースに合わせることができます。
3.4 授業を聞いてテキストに書いて勉強できる
プロ講師の動画を見てテキストを解いていくスタイルで勉強します
学校の授業形態とよく似ていますので、自宅で個別に授業をうけているイメージですぐになれることができます。
専用のテキストが用意されていますし、授業を聞いて自分でノートをまとめるという形で勉強することも出来ます。
勉強の仕方の自由度が高いのも、スタディサプリのいいところです。
3.5 プロ講師の授業がやっぱり面白い
勉強が嫌いでないのなら、プロ講師の授業は魅力的です。
生徒の興味を引くのはもちろん、わかりやすく教えてくれるので、勉強が楽しいと感じる子も少なくありません。
ハイレベルの授業が受けられるのは魅力的ですね。
3.6 動画はいつでも何度でも見ることができる
授業の動画はいつでも何度でも見ることができます。
苦手なところはもちろん、忘れてしまった場合でも、いつでも復習ができます。
4. 不登校の子がスタディサプリを受講するデメリット
4.1 学習計画を自分でたてなくてはいけない
学校では時間割が決められていてその通りに授業をうけていけばいいのですが、スタディサプリで勉強をするのなら自主的に計画をたてる必要があります。
また授業数もかなり多いので、どの動画を見ればいいのか戸惑ってしまうことも。
個別指導コースを受けるのも選択のひとつですが、そうでないなら親もしっかりと勉強のサポートをする必要があります
4.2 質問ができない
動画を見て、わからないところがあっても質問が出来ません。
授業は動画を見るだけの一方通行が基本です。
個別指導コースの場合はチャットで質問できますが、リアルタイムではありません。
4.3 監視の目がないので、サボりやすい
学校のように課題がだされるわけでもなく、先生の監視の目があるわけでもないので、自分の意思の力で勉強を続けなくてはいけません。
いつでもどこでもできますが、その分「今やらなくても大丈夫」と後回しになってしまいがち。
不登校の場合、いろいろなストレスから精神的にしんどい時もあります。続けるためには周囲のサポートがあった方がいいかもしれません。
5. スタディサプリは不登校の子に向いているのか・まとめ

スタディサプリは不登校の子に向いているかどうか。
結論としては、半数以上は向いていないと思われます。
不登校でもスタディサプリが向いているのは「勉強の遅れが数か月程度で平均的な学力のある子」で「勉強が嫌いではない子」に限られます
不登校は、単純に学校にいけなくなるだけではありません。
心にも身体にも色々な問題が起こることが多いです。
せっかくお子さんの心が勉強に向いたのに、教材があわないと余計なストレスがかかってしまうことが心配です。
そうならないようにお子さんに向いているかどうか、まずは実際に教材をためしてみてくださいね。
>>>すららの無料体験はこちら